新たな活動への関心
お子さんがこれまで好きだったことに興味を失い、代わりに別のことをしたがるようになったことに、気づくことがあるでしょう。
母親であるカレンは言います。「社交的だった子どもが急に恥ずかしがり屋になり、ダンスのレッスンなど、以前は好きだったことをしたがらなくなったんです。 子ども自身に理由があるのか、外的要因が別にあるのか、よくわかりません」
ノヴァエス博士は、これは全くもって普通のことだと言います。 「思春期の心の中は嵐のような状態で、これまでは誰かがやってくれていたことを、自分でかじ取りをする(あるいはしようとする)ことによって、自分が大人に向かって一歩成長できたように感じています。また、そうすることで、自分がどういう人間なのかを確信していくのです。 これは同時に、複雑な感情や自我への不安をコントロールするための手段にもなることがあります。反抗的な態度をとることで、友達と絆を強化することもあります。」
優しくて可愛らしい我が子の感情の浮き沈みが激しくなると、親として驚きが大きいことでしょう。 変化の時期にお子さんを支えましょう。 落ち着いて、お子さんの感情の起伏に対処するために、必要なことに備えてください。
*プライバシー保護のため、ここで紹介している人物の個人名は、匿名にしています。しかし、掲載している話の内容はすべて真実です。